Sample Site

長楽寺 遠州三名園


場所:静岡県浜松市北区細江町気賀7953-1

長楽寺(ちょうらくじ)は、平安時代初期の大同年間(約1200年前)に弘法大師によって開かれたといわれ、 この寺の北に陽光を受けて光る巨岩を霊地と見、お堂を建てたことにはじまるのち今川、 徳川の信仰を集め、巨岩のふもとに七堂迦藍が建ち並び寺領25ヘクタールをもって繁盛した。

昭和22年の農地解放で寺領を失い一時荒廃、この時収入の道を失った寺が、 雑木林を開いて実をとるために植えた梅が毎年春になると白、紅の花ををつけ、辺りに芳香を漂わせる。

ドウダンツツジが植え込まれた庭は遠州三名園になっており、隠元禅師の高弟、 独湛禅師の筆である「長楽寺」の扁(へん)額がかけられている山門や土べいは室町時代の作。 本尊は馬頭観音。木下氏作の新石庭、松島十湖作の大句碑、徳川15代将軍の御朱印、3月梅林祭り、 11月どうだん祭りも見逃せない。









■次ページ ■もどる

inserted by FC2 system